「先生、『麻疹(ma2zhen3)』は日本語で何と言えばいいのでしょうか」
「えっと、『はしか』ですが…」
「そうですか、今度、そのはしかのワクチンを接種することになったそうです」
「はあ……」
ということで、またワクチン接種に行くことに。今度はなんと、はしか。
はしかのワクチン接種と言えば、乳幼児期に打ってもらったと記憶しているが、と話したら、他の先生も子供のころに接種済みだということで、
なせ今さら?
という空気が事務室に漂いました。
まさか、次の流行の兆しが?!
「甲流」じゃなくて「甲麻」じゃないか?!
という憶測を胸に帰宅後、さっそく調べてみました。
グーグルで「はしか」「流行」を見ると、確かに2007年頃に、日本で若者を中心に流行しており、その後も局地的に流行は続いているようでした。
しかし、国内外の検索サイトを見ても、ここ数週間、という緊急の報道は特になく、「甲麻」説はあっけなく却下されました。
ではなぜ今さら?と引き続き情報収集していたら、
瀋陽で「強化免疫」といった運動が展開されているらしいことが分かりました。
http://www.fx120.net/disease3/200911/545451.html
「世界保健機関の意見を参考に、我が国は2006年から2012年まで全国麻疹排除行動計画を実施することとなり…」
後で知ったのですが、WHOとユニセフにおいて、日本や中国を含む西太平洋地域での麻しん排除の目標時期が2012年に設定されていたのです。
今回のワクチン接種は、45歳以下の教職員が対象でしたが、これは、ワクチンによって得られる抗体が時間と共に弱まる可能性があり、再度接種を受けて抗体の力を「強化」することが狙いだったのです。
参考:ウィキペディア「麻疹」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%96%B9
というわけで、次の日、前回新型インフルエンザのワクチン接種でお世話になった校内の衛生所を訪ねました。
今回も大連市疾病予防控制中心の職員の方が朝早くから駆け付けていました(この日は午前中だけ)。
来た人から順番に表に個人情報を記入していきました。
名前、性別、生年月日を書く欄のほかに、属性(教員は10番と記入)、居住地(学内・学外の区別)なども記入が必要でした。
記入が終わると、もう一枚「同意書」を渡され、目を通して問題なければ署名して、先に進みます。「甲流」の時と違って一部しかなく、同意書はそのまま職員の手に渡りました。
そして、注射。片方しか綿がついていない綿棒で、消毒。
子供のころから注射される瞬間を凝視するのが癖になっている私は、
今回また、歴史的瞬間とばかりにじーっと見ていましたが、
前回がほぼ垂直だったのに対して、
今回、針は下の方からやや斜めに入っていました。
痛みは特になし。
その後は注意事項を守り、校内で30分安静にしてから、帰路につきました。
他には、
・急激な運動禁止
・当日の風呂禁止
・刺激のある食べ物を控える
・お湯をたくさん飲む
などに注意が必要だとか。この点は、「甲流」ワクチンと同じでした。
ところで、ワクチン注射を打とうという時に、一枚のカードが手渡されました。
名前を書いて保管するようにとのこと。


「ご協力ありがとうございます」と書いてあります……
注射してくれてありがとうってのも、何か変な感じが。
ワクチン特有の腕のだるさを感じながら、
来月は何を打つのか??(笑)
どきどきしながら今回の経過を見守っていきたいと思います。